【実際にやってみた】『育休夫婦の幸せシフト制育児』を読んで夫婦で育児した結果

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悩む人
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シフト制育児って最近よく聞くけどどうなの?

今回は、私たち夫婦が実際に試してみたシフト制育児についてお話しします。

シフト制育児の方法は、芳田みかんさんのコミックエッセイ『育休夫婦の幸せシフト制育児』を参考にしました。

この本には、育児をシフト制にすることで、夫婦のストレスを減らし、自分たちの時間を確保するための解決策が載っています。

saku
saku

この本から「シフト制育児」を学び、実行してみました。おすすめの育児本です。

tuki
tuki

マンガだからあっという間に読み終わるし分かりやすかったよ。

では、この本を読んで実際に体験してみたメリットやデメリットを率直にお伝えします。

シフト制育児とは?シフト制育児の基本

まず、シフト制育児とは、夫婦が交代で育児を担当することで、双方が休息や自分の時間を持てるようにする育児方法です。

通常の育児では、特に夜間に両親の負担が大きくなることがありますが、シフト制にすることでこれを軽減します。

我が家の状況

そもそもシフト制育児を行うには、夫婦ともに育休もしくは退職の必要があります。

我が家の状況はこのようになっています。

夫・妻の状況

  • 夫は出産日から育休を取得(1年間)
  • 妻は出産1ヶ月前に退職

自分(夫)は、出産予定日の1週間前から有給を消化し、早めに出産しても対応できるように備えていました。

育休を取得しやすい環境でよかったです。

妻は育休を取得できる雇用形態ではなかったので、一旦退職というかたちになりました。

我が家のシフト

出典 OVER LAP

私たちの場合、自分(夫)が夕方の6時から朝の2時まで、妻が朝の4時から昼の12時までワンオペ育児を担当しました。

最初の頃は上の画像のような、『育休夫婦の幸せシフト制育児』と同じシフトを組んでいたのですが、夜にワンオペは気持ちが滅入ってしまうということから、妻がなるべく明るい時間にワンオペとなるように時間を調整しました。

このように自分たちの生活リズムや都合に合わせて時間帯を分けることで、双方がしっかりと睡眠を取ることができました。

母乳とミルクについて

我家は母乳とミルクの混合で育てていたので、以下のような仕組みをとっていました。

状況母乳orミルク
妻のワンオペ母乳+ミルク
夫のワンオペミルクのみ
ツーオペ母乳+ミルク

うちの子は、母乳もミルクも好き嫌いせずに飲んでくれる子でした。

「母乳しか飲まない」という子であれば、夫のワンオペ中に妻に起きてもらなくてはいけません。

もしその場合であれば、妻の途切れた睡眠時間は、ツーオペの時間を削って寝てもらおうと考えていました。

実際に体験してみたメリット・デメリット

実際にシフト制育児をやってみたところ、メリットが多く、やってよかったと感じました。

シフト制育児のメリット

メリットと感じたのは次の3つです。

メリット

  • 夫婦ともに8時間寝れた
  • ストレスはかなり少ない
  • 割りと自分の時間がとれる

① 夫婦ともに8時間寝れた

シフト制育児の最大のメリットは、夫婦ともにしっかりと睡眠時間を確保できたことです。

これにより、日中の育児や家事に対するエネルギーが十分に確保でき、心身ともに健康を保つことができました。

② ストレスはかなり少ない

夜間の育児を分担することで、育児に対するストレスが大幅に軽減されました。

特に、夜中に何度も起きる必要がないため、精神的な負担が減りました。

夫婦のコミュニケーションも円滑になり、お互いをサポートする気持ちが強まりました。

③ 割りと自分の時間がとれる

シフト制にすることで、夫婦それぞれが自分の時間を持つことができました。

例えば、妻は早朝の時間を使って読書をしたり、僕は昼頃にトレーニングをしたりと、リフレッシュの時間を持つことができました。

ワンオペのときに子どもが寝ていれば、資格の勉強をしたり映画を見たりと、さらに自分に時間を使うことができて幸せでした。

シフト制育児のデメリット

逆にデメリットと感じたことは2つあります。

デメリット

  • 予定が入ると時間調整が手間
  • 夜中にワンオペだと気分が沈むときがある

しかし、これは「シフト制育児」のデメリットというより、育児そのもので感じるデメリットでもあります。

そういった意味で、「シフト制育児」自体の仕組みが悪いと感じることはありませんでした。

① 予定が入ると時間調整が手間

急な予定が入ると時間調整が難しくなることがありました。

例えば、僕が飲み会に誘われたとき、妻がその分をカバーする必要があり、その日のスケジュールが乱れてしまうことがありました。

これは、ずれた時間分の睡眠をツーオペの時間にとってもらうことで調整しました。

② 夜中にワンオペだと気分が沈むときがある

もう一つのデメリットは、夜中に一人で育児を担当していると、孤独感に苛まれたり、気分が沈んだりすることがある点です。

僕は大丈夫だったのですが、赤ちゃんが泣き止まない夜に、妻が精神的に辛く感じるということがありました。

これは、妻のワンオペが夜中にならないように調整しました。

『シフト制育児』体験談【まとめ】

シフト制育児は、夫婦ともにしっかりと休息を取ることができ、ストレスを軽減し、自分の時間を持てるという大きなメリットがあります。

一方で、予定の調整が手間であったり、夜中に一人で育児をする孤独感などのデメリットも存在します。

しかし、これらのデメリットも夫婦で協力し合い、対策を講じることで乗り越えられます。

そんなシフト制育児は、マンガ『育休夫婦の幸せシフト制育児』で詳しく知ることができます。

育児は大変な作業ですが、夫婦で協力して取り組むことで、より幸せな家庭を築くことができると思います。

シフト制育児を取り入れて、ぜひ皆さんも育児の負担を軽減し、楽しい育児生活を送ってみてください。